サービス内容

入所サービス

入所サービス

【庭先で桜を観賞】

週に3~5回の個別リハビリテーションを中心に、利用者・ご家族様の要望を伺いながら、サービス計画を作成し、リハビリを行っています。

3ヶ月に一度、計画の見直しのための会議(カンファレンス)には、ご家族様の参加を頂き、ご希望を伺ったり、利用者様の日々のご様子をお伝えしています。また、遠方のご家族様からは、事前にご意見を伺っています。(令和2年より、コロナ対策実施中)

在宅復帰者用のベッドは、R3.7月現在7床あり、令和2年11月より超強化型老健の仲間入りをしました。

 

 

6:00 起床 モーニングケア

7:30 朝食 口腔ケア

9:30 リハビリ体操 個別訓練 コーヒークラブ(月)

10:00 水分補給 入浴

11:00 家族カンファレンス

12:00 昼食 口腔ケア

13:30 回診(月火水金)

14:00 入浴 レクレーション クラブ活動 家族カンファレンス

15:00 おやつ 起立訓練

18:00 夕食 口腔ケア 着替え

20:00 眠前薬 水分補給

21:00 消灯

*R2.3月頃より、コロナウイルス発生防止のため、家族カンファレンスはできておりませんが、電話、郵送等で状況をお伝えしています。

*R3.7月現在は、ガラス越し面会、リモート面会(ZOOM、LINE)のみを行っております。

現在、在宅復帰入所のリピーターご利用者は、今年度に入って9名です。

1~2ヶ月、リハビリをして、また家で暮らせる。入所中には、家での動きを想定してトイレ動作を練習したり、規則的な食事や睡眠をとり、体のリズムを整える。そうやって、住み慣れたご自宅での生活を続けることができています。

入院先から自宅に帰る前に入所して、自宅での生活にどんなサービスがどのくらい必要なのか、見極めるために利用する方もいます。

 

「死」を考えることで「今」をどう生きるか。常々、それをテーマにターミナルケアに取り組んできました。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)『人生会議(もしものための話し合い)』が、重要視されてきた近年、更になんぐん館でも前向きに取り組もうとしています。

日々の生活や人生の物語の中にある、本人の意向や気がかり、譲れないこと、価値観などのピース(思い)を集めつなぎ合わせる作業を始めました。

目標を、「自分の死に方」の意思表明への導きとして、ターミナル期に希望する医療、最期の場所、今後したいことを聞き取ります。

家に帰りたい、旅行がしたい、孫に会いたい。自分の経験を皆に伝承したい、など、たくさんの今後したいことが表明されます。

 

まだ、「死」が迫っていないお元気なときに、このようなお話をするのは、“縁起でもない”“まだ自分は早い”という感情や、「死」をタブー視する傾向もありますが、なんぐん館では委員会を立ち上げて、色々な意見を出し合いながら、どう生きたいか、につながることを願っています。

 

【なんぐん館でのターミナルケアの実際】

ご飯が食べにくくなり、食事の形態を飲み込みやすい形に変えたりしながら、それでもほとんど食べられなくなった状態、そして治療の効果がないと判断された状態で、医師・他職種で看取り期の判断をしました。

ご家族のご希望で、個室を提供させていただき、最期の時間を家族水入らずで過ごせる環境を整えました。

ケアは、可能な限り、いつも通りに。。入浴(寝たまま入れる)も、ご家族と一緒に行いました。

好きだった歌を、お部屋でかけて聞いてもらいました。ご家族は、ご本人の手をさすり、足をなで、声をかけてくださいました。

ご家族と一緒に最期を迎え、お清めの際には、ご家族が口紅をさしてくださいました。とても穏やかできれいなお顔でした。

「満足です」と、ご家族のお言葉でした。

 

 

 

 

ショートステイ

短期間入所して、介護や機能訓練等の必要な医療や日常生活上のサービスを提供することにより、生活の質の向上と、ご家族の負担の軽減を図ります。

毎月定期的に利用される方や、急な家庭のご事情などで利用される方もいます。

入院中の空きベッドを有効に使って、5~8床ほどのショートステイを受け入れています。

一日の流れは、入所サービスに準じています。       

 

 

 

デイケア(通所リハビリテーション)

デイサービス

【利用者さんの作品です】

『いのち いっぱい 自分の花を』  

在宅生活が安全に安心して継続できるように、施設に通いながらリハビリを行うサービスです。個々の目標にあったサービスを行います。                           

5~6時間のデイケアです。朝8時半から愛南町一帯にお迎えに行きます。

10時に全員がそろい、元気に挨拶した後、お風呂やリハビリを始めています。

個別に作業療法(作品作り)、言語や体の機能訓練を行います。                              

季節ごとに、お花見やミニ納涼祭、バスハイクなど、一本松温泉あけぼの荘やホテルサンパール、山出温泉などへ出かけて、小旅行気分を味わえます。

文化祭の作品作りは、切り絵を中心に、大作ができあがります。


【あけぼの荘でお昼】

8:00~10:00 専用車でご自宅ベッドまでお迎えに上がります。車椅子のままでも乗車できます。

10:00 朝の挨拶 くつろぎのひととき(お茶) 健康チェック(体温・脈拍・血圧測定)           散歩(歩行訓練) 入浴 集団・個別リハビリ レクレーション 作品作り

12:00 口腔体操 昼食 口腔ケア 休憩(ベッドでも休めます)

13:00 入浴 館外散歩 レクレーション 作品作り 

15:00 コーヒータイム

15:30 ご自宅への送迎を開始します。